カーボンオフセットについて


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カーボンオフセットとは

自らの温室効果ガスの排出量を認識し、主体的にこれを削減する努力を行うとともに、削減が困難な部分の排出量について他の場所で実現した温室効果ガスの排出削減・吸収量(以下「クレジット」という)を購入すること又は他の場所で排出削減・吸収を実現するプロジェクトや活動を実施すること等により、その排出量の全部又は一部を埋め合わせることをいいます。

まずは日頃から、レジ袋をもらわずにマイバックを使う、自家用車ではなく鉄道などの公共交通機関を利用する、シャワーの使用時間を1日1分短くする、植林活動に参加する等のエコ活動を行い、CO2を削減する努力を行うことが大切です。しかし、CO2をゼロにすることは不可能です。そこで、上記のようにクレジットを購入しCO2排出量を埋め合わせるという仕組みがうまれました。

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クレジットとは

カーボン・オフセットに用いられるクレジットには大別して京都議定書に基づいて発行される京都メカニズムクレジット(CER:Certified Emission Reductionなど)、京都メカニズムクレジット以外のクレジットで確実な排出削減・吸収がなされていることなどの一定の基準を満たすクレジット(VER:Verified Emission Reduction。Voluntary Emission Reductionとされることもある)があります。
CERは、京都議定書に定められたルールに基づき、気候変動枠組条約事務局(CDM理事会)の認証を受けたクレジットで、国別登録簿という京都議定書上のクレジットを管理する電子登録簿で管理されています。CERは国別登録簿の政府口座に設けられている償却口座又は取消口座に移転すること(無効化)で、オフセットが完了します。

当社は、京都議定書に定められた国連のクリーン開発メカニズム(CDM)を用い、国連により認証された最も信頼性の高いクレジット(CER)でカーボンオフセットしています。

温暖化防止策例とCO2削減量

2006年度のCO2排出量は以下の通りです。
<業務その他部門>約229百万t   <家庭部門>約166百万t
そして、国民1人あたりのCO2排出量は、1日平均約6kgといわれています。
このCO2排出量を少しでも削減するために、1人1人がCO2削減の意識を高めることで温暖化防止に繋がることでしょう。すぐにでも始めることができる小さなエコの一例を紹介しますので、実践してみてください。

・夏の冷房時の設定温度を26℃から28℃に2℃高くする。・・・83g
<前提条件・1日の使用時間を9時間とする・外気温31℃・冷房の設定温度を26℃から28℃に2℃上げると、1時間あたりの電力消費が60Wh削減(出典:環境省『身近な地球温暖化対策「家庭でできる10の取り組み」<2007.4改訂版>』)>

・冬の暖房時の設定温度を22℃から20℃に2℃低くする。・・・96g
<前提条件・1日の使用時間を9時間とする・外気温6℃・暖房の設定温度を22℃から20℃に2℃下げると、1時間あたりの電力消費が70Wh削減( 出典:環境省『身近な地球温暖化対策「家庭でできる10の取り組み」<2007.4改訂版>』)>

・通勤や買物の際にバスや鉄道、自転車を利用する。・・・180g
<前提条件・往復2kmの運転を控え徒歩か自転車に変更のした場合・燃費を10[km/ リットル]とした場合>

・夜中に炊飯ジャーの保温をやめる。・・・37g
<前提条件・保温に必要な電力を30wとし、1日の保温時間を8時間と仮定する( 出典:東京ガス「私のエネルギースタイル」<2006年3月>)>

・テレビを見ないときは消す。(ブラウン管テレビ)・・・13g
<前提条件・1日1時間テレビ(25インチ)を見る時間を減らした場合・年間で電気31.86kwhの省エネ( 出典:財団法人省エネルギーセンター「家庭の省エネ大事典」<2007年版> )>





WEBでカーボンオフセットという新しいECOを提供します。


普段の生活でCO2の排出量を簡単に把握することができます。